スタートアップでは珍しい?Scala環境
Java→Scalaに興味がある人か「言語オタク」求ム

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エンジニア | 2022年入社

山本

スタートアップでは珍しい?Scala環境<br />
Java→Scalaに興味がある人か「言語オタク」求ム

入社のきっかけは「Scalaで開発しているから」

シェアダイン入社のきっかけを教えてください

転職を検討していた時期に、知り合いからシェアダインを紹介してもらったのがきっかけです。「ウチは開発をScalaで書いてて楽しい職場だから、ぜひ来てほしい」と誘われたんです。僕は10年前からScalaを書いていて、Scalaが書ける職場を探していたので、誘いを受けて2022年11月に入社しました。ちなみに、誘われたときに初めてシェアダインを知りました(笑)。

エンジニアのキャリアとしては、フロント・バックエンドのほか、インフラ構築やサーバーのセットアップもやりました。会社の規模はシェアダインと同じかちょっと大きめの規模、ベンチャー・スタートアップで働いていたので、シェアダインで働くことに違和感はありませんでしたね。

シェアダインでの業務内容と裁量の幅を教えてください

飲食事業者向けの即戦力シェフマッチングサービス「スポットシェフ」のバックエンドが中心です。フロントも状況に応じて作業をしています。

裁量の幅は、半分は開発のロードマップに沿って進めている仕事、残り半分は自分で考えて提案して仕事を作って動いている感じです。開発していて障害になりそうな部分を先回りして取り除くなど、中長期的な部分を見据えて提案をする仕事が多いですね。


プロダクトの仕様は「きっちり決めてから」開発へ

シェアダインのプロダクト開発でなにか特徴はありますか?

代表の飯田やプロダクトマネージャーがきっちり仕様を決めてから開発に落とし込んでいくことですね。これは、ある意味ちゃんとしていると言えると思います。

ベンチャーやスタートアップでありがちなのが、「こういうプロダクトがあればいいよね」とエンジニアが仕様を決めて開発に取りかかるパターンです。これはどちらが良い悪いではないので評価が分かれるのですが、軸がブレないという点では僕はきっちり仕様を決めるのが良いと感じています。

開発における組織内のコミュニケーションはどう取っていますか?

私が入社してしばらくたってから開発体制がアップデートして、そこからはかなりコミュニケーションが取りやすくなりましたね。それまではエンジニアリソースがちゃんと整っていなかったので、開発の進み具合にも影響が出ていたんです。仕様を決めた人にまでコンタクトを取りに行かないといけなかったので、大変な部分もありました。

それだと良くないということで、そのタイミングでチームをリードするCTOが入ってきて、コミュニケーションも改善されました。コミュニケーションを取り持ってくれるメンバーが入って、その人を通じて話をするようになったので業務に集中できる時間が増えました。


専門外の言語にも触れるので理解の幅は広がります

山本さんは採用面接にも参加しています。候補者のどの部分を重視しますか。

私の場合は、まずは自走できる方なのか、スキルのヒアリングを重視します。面接で話をしていく中で、候補者の方の強みや伸びしろが見えてくるので、話のやり取りも重視します。あとは知識を常に入れようとする貪欲さです。この貪欲さで伸びしろに違いが出てくるので、ポテンシャル採用の決め手にすることもあります。スキル以外の部分は他のチームメンバーに任せているので、私はエンジニアのスキルだけはきちんと見るようにしています。

特にシェアダインのようなスタートアップは裁量の幅も広いので専門外の言語も触らなければならない業務も発生します。「私は●●だけをやりたい」「●●は無理です。できません」という考えだと、シェアダインの環境は楽しめないかもしれませんね。

もっと規模の大きい会社になれば専門分野の仕事も生まれるかもしれませんけど、今のシェアダインはとにかく「いろいろな言語に触れることになる」と思ってください。「いろいろできるのはポイントが高くてたくさん吸収できそう」という考え方の人には向いていると思います。プロダクトやアプリ開発に必要なことが幅広く理解できるようになりますよ。


Scala環境に興味のあるエンジニアさんも歓迎します!

ほかの会社と比べて開発環境が違うなという部分はありますか?

正直、ベンチャーもスタートアップも似たような開発環境だと思いますが、強いて言うならやはりtoBプロダクトの「スポットシェフ」はScalaで開発していることですね。少人数で大規模なプロダクトを構築しているので、スケールの大きな仕事ができるようになります。

ところでScala言語って書ける人が少ないですよね。山本さんはなぜScalaを書き始めたんですか?

一言で言うと「Javaが気に入らなかった」からです(笑)。ScalaはJavaがベースになっています。Javaはエンジニア全体の4分の1から5分の1が使っている言語で人気なのですが、使いやすい言語かと言われるとそうではないんです。「もっと改善したい」という流れになったとき、10年前の当時は選択肢がScalaしかなかったんです。

僕は元々、言語オタクで好奇心からどんな言語でも書きたくなるんです。試しにScalaを触ってみたら、もうめちゃくちゃ気に入ってしまって。それから10年経った今日に至るまで使い続けています。

山本さんが思うScalaの魅力とはなんでしょうか?

やはり少人数で大きなプロダクトを作るのには適した言語だと思います。Scalaは多くの言語を学ばないといけなくて大変なので、敬遠されがちなんです。だから流行る言語じゃないんですけど、市場ではScala人材は貴重とされています。Scala人材の集まる勉強会で情報交換をするようになってからどっぷり「Scala界隈」の人になり、仕事が決まる場面もみてきました。

Scalaでの開発環境に興味があるエンジニアもウエルカムですかね?

Javaを扱っている人でScalaに興味がある人はシェアダインは良いのではないでしょうか。あとは私のように言語オタクでキャッチアップが上手にできる人はScala環境での開発に向いているのではないでしょうか。

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