お世話になった飲食業界への貢献したい
究極の目標は「スポットシェフを津々浦々に広める」

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セールス | 2022年入社

大津

お世話になった飲食業界への貢献したい<br />
究極の目標は「スポットシェフを津々浦々に広める」

飲食業界への恩返しがしたくてシェアダインへ

シェアダイン入社のきっかけを教えてください

私はイタリア料理の飲食店のキッチンで5年働いた後、イタリア食材をレストランに販売する会社での営業職を経験しています。私は飲食業界の中でも特にイタリア料理業界が好きなので、コロナ前まではこの業界でずっと働いていこうと思っていました。ところがコロナ禍になって、「果たしてそれでいいのか」と思うようになったんです。

レストランも厳しい状況が続き、取引していたお店が閉店したため業界を離れる料理人もたくさん見てきました。飲食業界全体が厳しい中で、私なりの形で大好きな飲食業界に貢献ができないかと思い、2022年8月にシェアダインに入社しました。

シェアダインでの業務内容を教えてください

飲食事業者向けの即戦力シェフマッチングサービス「スポットシェフ」を主に担当しています。スポットシェフを企業や飲食店に導入してもらうためサービスの詳細を説明する部分からクロージングまでが業務に含まれます。

以前は主に飲食店のオーナーや料理の食材を扱う方への提案が中心でしたが、現在は企業の総務・人事部門へのアプローチが増えていて、企業のバックオフィス側にもアプローチしています。また、カスタマーサクセス部門と連携して、日々のマッチングのサポートやシェフとの調整を図る役割も担い、よりスピード感をもって飲食事業者さまの課題解決に向き合えるような環境を構築しています。


スポットシェフが解決する飲食業界2つの課題とは

大津さんが感じる飲食業界の社会課題は何でしょう?

2つあります。1つは調理人材の不足。これは以前から飲食業界の大きな課題になっていて、どの企業も人手不足に悩んでいます。その課題を解消するために企業が人材の採用活動を優先する一方で、採用活動には時間がかかる側面もあります。スポットシェフを利用することで人材不足の効率化や業務効率化が図れると考えています。

これまで人手不足で営業日を減らしていた飲食店や企業がスポットシェフを導入したことで定休日がなくなり、売上もアップしたという事例や店舗スタッフの休みも取りやすくなったという事例も聞いています。

もう1つは料理人のキャリア構築です。飲食業界の料理人は長時間労働の割に給与水準が高くない上、忙しい土日は基本的に出勤しているので家族と過ごす時間が取れませんでした。スポットシェフに登録した料理人からは「土日に休めて家族団らんの時間が取れるようになりました。個人でも充分に稼ぐことができる環境も整いました」という声も頂戴しています。

活動する料理人の登録数は日々増え続けていて、現在は9,000人を超えています。コロナ禍で飲食店の閉店が相次ぎ、働くお店がなくなってしまったので登録する人もいれば、「飲食の世界を離れてしばらく経つけど、やはり飲食業界で働きたい」という潜在的なニーズにも応えていますね。

スポットシェフを正式ローンチしてもうすぐ1年(2024年7月時点)になりますが、まだまだ伸びしろはある可能性を秘めたサービスだと思っています。

業務面での課題があれば教えてください

まだ成長中のサービスなので日々の課題は当然発生していて向き合っていかないといけませんが、飲食市場の急激な変化にどう対応するかも課題の1つだと思います。

数年前なら導入しなかったであろう企業もスポットシェフを導入してくれるようになり、需要は拡大の一途を辿っています。このタイミングを逃さないために開発やマーケティングなど他部署と連携してコミュニケーションを取っていくことが大切だと感じています。


飲食経験の有無よりも「ミッションへの共感」を重視

営業職に求める人物像を教えてください

もう1人の営業の中山は異業種からの転身ですし、飲食業界経験の有無はさほど重視していません。重視するのはシェアダインのミッションに共感してもらえることです。その上でチームで協力し合い、同じ方向に向かって突き進んでくれる人が理想です。

一緒に働いているメンバーはいい人ばかりで仕事も非常にやりやすいですし、みんなコミュニケーションを大切にしていて、協力し合える環境は整っています。スポットシェフは飲食業界や料理人の世界を変える可能性を秘めたサービスだと思っているので、突き進んでいく楽しさがありますね。

シェアダインはスタートアップなので業務も多岐にわたるし、課題も多くて大変です。でも、乗り越えたときの達成感はやはり大きいです。ある月の月間売上目標を達成したときは、まさに全社一丸となって取り組んだので達成感もひとしおで、スタートアップで働く醍醐味を味わいましたね。

営業職としてスポットシェフを広める苦労はありますか?

過去の営業職は食材関連だったので有形商品でした。これに対し、スポットシェフは無形商品かつローンチしてまだ日が浅いサービスです。私が入社した当時はβ版を限定公開した頃でしたので、まさに手探り状態で営業を行っていました。前職の取引先にお願いして提案をさせて頂いたこともありましたね。

クライアントに提案する枠組みをゼロイチで作り上げていく作業は振り返ってみると大変でしたけど、その過程で多くのフィードバックをもらい、少しずつ改善を図っていきました。初期段階から導入して頂いているクライアントからは「かなり変わりましたね。すごいですね」と評価されることが多くなりました。ゼロから作り上げる難しさと楽しさを同時に体験できて、仕事の新しい面白さを知ることができましたね。


私がシェアダインで掲げる究極の目標「日本中の料理人が…」

今後の目標や展望を教えてください

私はシェアダインの中では数少ない料理人経験を持つ社員です。数年前までは、このような料理人の働き方ができるなんて想像もつきませんでした。スポットシェフのサービスが日本全国に広がって、日本中の料理人が働きたいときに自由な場所と時間で働ける環境にすることを究極の目標に掲げています。前職の職場の企業もスポットシェフを導入してくれていて、こうしたつながりができるのがとてもうれしいですね。

いろんな理由で一度は閉ざされてしまった料理人のキャリアも、スポットシェフならもう一度構築できるチャンスがあります。最近ではマッチングした企業と料理人との相性が良くて、同じ料理人をリピートしている事例も増えています。

シェアダインでは飲食業界の経験がないメンバーがほとんどです。シェアダインのミッションに共感してくれる人で同じ目標に向かって歩んでいける人と一緒に働ければいいなと思っています。

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