自社サービスを少しずつ育てていく喜び
私にフィットしたインハウスデザイナーの仕事

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デザイナー | 2023年入社

松葉

自社サービスを少しずつ育てていく喜び<br />
私にフィットしたインハウスデザイナーの仕事

自社サービスにコミットしたくてインハウスデザイナーに

シェアダイン入社のきっかけを教えてください

Wantedlyを通じて連絡をいただいたのがきっかけです。カジュアル面談のお誘いが来てちょっと話を聞いてみようと思って面談に臨んだ後は、あれよあれよと話が進んでいきました。社員になる前提で2023年10月に業務委託契約で働き始め、2024年1月に正社員として入社しました。シェアダインでは初のインハウスデザイナーです。

シェアダインで働こうと思った決め手は、自分たちでプロダクトを作り上げていけそうだなと感じたことです。これまで制作会社の社員やフリーランスとして、受託の仕事をしていました。クライアントからデザインの要望を頂き、それに沿って作業して納品する。この作業の繰り返しだったんです。いろんな業種のデザインに携われるのは魅力だと思うのですが、自分がデザインした制作物は果たしてこれで良かったのか、本当に課題解決の役に立っているのかと、ちょっとしたモヤモヤを感じるようになりました。

このモヤモヤを解消したくて、自社サービスにコミットするためインハウスデザイナーの道を選びました。出来上がった組織やプロダクトに関わるよりも、これからプロダクトを作り上げて育てていく環境で働いてみたかったんです。

あと、大きな組織だと業務で使うツールも決まっていて、自分が使いたいツールに変えるのも難しい。スタートアップなら、自分が作業しやすいツールを提案できると思ったので、それも決め手になりましたね。


デザインスキルよりもソフトスキルが求められます

シェアダインのデザイナーとして、開発にはどのように関わっていますか?

シェアダインではアジャイル開発を進めていて1週間単位で新しい機能をリリースするイメージで各自に業務が割り振られます。既存サービスのUIの改修や、新サービスのデザインに関する立ち上げの画面図面設計など、細かくリリースをしていくことで少しずつサービスを育てていく感覚は、インハウスデザイナーとして働くからこそ味わえる感覚ですね。フリーランスで働いていたときとは全く違う作業工程ですね。

シェアダインのプロダクトチームにはどんな部分が求められますか?

チームでモノづくりができる人です。スキルも大切ですけど、どちらかというとコミュニケーション力といったソフトスキルが求められます。1週間単位という短いスパンでプロダクト開発をしているので、メンバー同士の提案や意見交換は頻繁に発生します。1人でもくもく作業したいタイプの人には向いてないのかもしれません。プロジェクトによってはワイヤーフレームから画面のUIまで作るので、それを面白がってくれる人にとっては良い環境だと思います。


入社後に言われる「早めに失敗してください」のワケ

社員としてシェアダインのほかの社員をどう見ていますか?

各分野・各業種のプロフェッショナルが集まっている印象です。週1回ビジネスチームと行っているミーティングでは、ビジネス側から見たプロダクト改善の要望などリアルな声を直接聞けて、「なるほど」と学びも多いですね。

役職関係なく、「垣根を越えてサービスをいかに良くするか?」を経営陣も含めみんなで考えているので、代表の飯田、共同代表の井出ともフラットにコミュニケーションしますし、イメージしているデザインの方向性があれば直接MTGで擦り合わせします。あとは、日頃から各自で好きなことをつぶやくSlackのタイムラインチャンネルがあるのですが、そこに気になったUIや参考にしたい他社の事例など頻繁にシェアしているので、参考にさせてもらうことも。何気ないつぶやきからヒントを得ることが多々あります。

実際に手を動かす前に、理想の状態や大まかな方向性が分かるのは進めやすいですね。シェアダインでは入社後によく「早めに失敗をしてください」と言われるのですが、シェアダインの「失敗を許容する文化」は2人がいるからこそ成り立っているんだなと感じますね。


プロダクトデザインは柔軟性とオープンな姿勢が鍵

松葉さんが仕事をする上で心がけていることはありますか?

自分に意見が言いやすい雰囲気を出すことです。インハウスデザイナーは基本的にサービスを使うユーザーの声や問いをデザインで形にする仕事です。意見しにくいデザイナーにはなりたくないと常に思っています。

もちろんデザイナーとしてのこだわりや意見を持つのは大切ですけど、スタートアップだからこそ事業目標に合わせて開発の優先順位や要件も急に変わることがあります。デザインも状況に合わせて臨機応変に対応する場面も多くありますので、日頃からこだわりを持ちすぎず柔軟に対応できるデザイナーでありたいです。

「デザインのことはわからないから、自分が意見しても…」と言う人もいるんですけど、サービスを使うユーザーはデザイナーではないし、ビジネスチームは一番近くでユーザーの声を聞いているので思ったことはどんどん意見をしてほしいですね。集まった声や意見を元に、ユーザに考えさせず目的を達成できる画面設計やUIを考え、プロダクトとして形にするのが私の役割だと思っています。


地方在住でも東京スタートアップの正社員は可能です

松葉さんは鹿児島からフルリモートで仕事をしていますが、不便はないですか?

全くないですね。普段からコミュニケーションは取れてるし、月に一度は出社日があって上京しているので、オフィスにいるメンバーと対面しています。

私は数年前から鹿児島でフルリモートで働いていて、いまは東京のシェアダインで仕事をしています。鹿児島にいながら東京のスタートアップで仕事ができるのは、私にはとてもありがたい環境ですし、もっと勉強しないといけないなと常に思っています。

シェアダインのデザイナーとしての展望を教えてください

新しいプロダクトを開発している最中なので、このプロダクトをユーザー中心に設計されたUIに整えてリリースまで持っていくのが、目下の目標です。あとは社内のデザインシステムがまだ整っていないので整え次第、順次公開していきたいですね。

シェダインでは広い裁量を持って仕事ができ、トライアンドエラーを繰り返しながらサービスを少しずつ育てていく環境が整っています。これを楽しめる人なら、シェアダインはいい環境です。興味のある人はぜひコンタクトをしてほしいですね。

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