「フラットさ」が良質プロダクト開発のカギ
求めるエンジニア像は「困りごとの明文化」

ホーム | 働く人 | 芳賀

エンジニア | 2023年入社

芳賀

「フラットさ」が良質プロダクト開発のカギ<br />
求めるエンジニア像は「困りごとの明文化」

仕事の進め方はほとんどお任せ、仕事の裁量幅は「大きい」

シェアダイン入社のきっかけを教えてください

エンジニア専門のカジュアル面談サイトに登録したのがきっかけです。前職はソフトウェア会社の開発部門におり、スマホアプリやロボット系のユーザーインターフェースなどの受託開発業務に携わっていました。メンバーは5〜6人で働きやすい環境だったんですけど、業務量は年々増えていく一方で、給与には反映されない状況でした。仕事の責任も大きくなってきて、「この会社にいても年々しんどくなっていきそうだな」と漠然とした思いが募り、転職を考え始めたんです。

そのタイミングで、シェアダインのエンジニアからカジュアル面談のオファーがありました。面談の時点で居心地が良く、必要とされている感じがして印象は良かったです。それからトントン拍子で2次面接・3次面接と進んで3週間後には内定をいただきました。

シェアダインでの業務内容と裁量の幅を教えてください

業務内容は、飲食事業者向けの即戦力シェフマッチングサービス「スポットシェフ」のフロントエンド・バックエンドです。セールスやカスタマーサクセスなど、顧客と普段接しているビズサイドのメンバーと連携して、機能改善や新機能の開発を進めています。

仕事の裁量幅は大きいです。チームとしての方針はプロダクトオーナーが決めてスケジュールを組んでいきますが、業務の進め方はほとんど任されていて自由度は高いですね。プロダクトを完成させてみて、「あれ、何か違うな」ということもありますけど、「なぜできなかったのかを反省して次に活かしましょう」という社風なので、トライ&エラーを繰り返して精度を上げていく感じですね。


業務量は少なくないけど、残業は自らコントロール

仕事の進め方は前職と違いますか?

全く違いますね。前職はクライアントからの要望に応じて「人数×工数」で納期までのスケジュールを決めていました。ただ、仕事を進めるうちに想定外の事態が発生して、工数が増えることもある。納期を先延ばしにできないから、残業する日が必然的に多くなってしまうんです。

シェアダインもスケジュールを組んで仕事を進めていきます。「こういう機能・プロダクトを作りましょう」と決めたら、スピード感を持って仕事を進めますが、自社プロダクトなのでガチガチに納期があるわけではありません。プロダクトや機能を求める一方で、「それは本当に必要な機能・プロダクトのか?」と立ち返ることもあって、そこでまた議論を重ねていく。これはスポットシェフのような新しいサービスを作るためには絶対必要な考えです。

業務量は少なくないので、もちろん残業もあります。「きょう中に終わらせたほうが後々ラクだな」と率先して残業する日もあるし、「きょうは区切りがいいから定時で終わろう」という日もある。自分で残業をコントロールできるという意味では、シェアダインは働きやすい環境と言えますね。

芳賀さんが仕事を進める上で感じる課題はありますか?

正直、課題を深く考えるタイプではないのですけど(笑)。転職したからといって、仕事の意識が変わったわけではないんです。「仕事はそれなりに大変だけど、それなりに楽しい」という考え方なので。

強いて言うならプレッシャーは減りましたね。以前は納期もありましたし、仕事が進まない焦りもありましたが、今はその焦りはないですね。もし進んでいなかったとしても、ちゃんとメンバーとコミュニケーションを取って次に進めるので。


縦割りほとんどなし 尊重し合いフラットに意見を言える環境

シェアダインの組織カルチャーをどう見ていますか?

みんなそれぞれに役職・ポジションはありますけど、限りなくフラットで意見を言い合えるカルチャーです。縦割りはほとんどありません。

私は細かいところによく気づく性格で、ブレーンストーミングの場でメンバーの新しい提案に対し、「それは●●の問題はないですか?」と指摘することがよくあるんです。この性格は自分でも良くないなと思う部分もあるのですが、メンバーには寛容に受けいれてくれます。

基本的にフルリモート環境で仕事をしていますが、コミュニケーションは非常に取りやすいです。slackでのやり取りも返信は早いし、必要に応じてハドルミーティングもしています。

私はほとんど社内メンバーとのコミュニケーションなので、業務時間内でやり取りが取れるのは大きいですね。前職はクライアントによってやり取り時間が違ったり、私の業務時間外に連絡が来たりすることもありました。シェアダインはコミュニケーションポリシーがいくつか定められているのですが、休暇日や業務時間外のSlack返信に義務はないのでプレッシャーは感じにくいですね。

シェアダインのメンバーをどう見ていますか?

代表の飯田と共同代表の井出をはじめ、多種多様な業種からに入ってきたスペシャリストがそろっているという印象です。これまでの職場は、エンジニアなどの技術職かエンジニア出身で別の業種で仕事をしているメンバーが多かったんです。

シェアダインのような環境は私にとって初めての経験で、営業やセールスなど各業種のスペシャリストと仕事を進めていると、知らなかった世界を見せてもらっているようで面白いですね。あと、メンバー同士がそれぞれ誠実さを持って接していると思います。互いの立場をちゃんと尊重しつつも、それぞれの意見をきちんと言い合える人間力の高いメンバーばかりですね。


「できない」と素直に言えるエンジニアと働きたい

どんなエンジニアとチームを組んで仕事をしていきたいですか?

「自分のできない部分をきちんと明文化できて共有できる」人です。もちろん仕事ができるに越したことはないんですけど、「この部分がわからなくて困っているから助けてほしい」と素直に相談できる人は私たちもサポートがしやすいんです。素直に相談できる人は学びの意欲も高いはずなので、私たちも変に身構えずにやり取りができます。

逆に「怒られたくないから」「後から何か言われるのが嫌だ」と問題をずっと抱えたまま相談ができない人は、シェアダインで働くのは大変だと思います。毎日ミーティングでやり取りをしているので、相談できない環境は作らないようにしていますが、できない部分を相談せずに隠したままにしてしまうと、チーム全体に影響が出てしまいます。

シェアダインではアジャイル開発を進めていこうと、短い時間でも毎日ミーティングを重ねています。これまでのキャリアでもアジャイル開発で仕事を進めていたけど、本当にできているのか懐疑的な考えを持っていたんです。でも、シェアダインに入ってから「あ、そういうことだったのか」と腹落ちして理解ができたんです。

メンバー同士で密なコミュニケーションを繰り返し、トライ&エラーを繰り返して少しずつプロダクトを作り上げていく。そのためには助け合いの精神が必要で、素直に「●●に困っています」と伝えてくれる人だとこっちも「困っています」と言いやすいので、そんな人と働けるといいなと思っています。

働く人一覧へ